カミキリムシって日本だけで数百種類いるの!?

庭のシークワーサー、マンゴーやパッションフルーツなどの木々がカミキリムシの食害で枯れるのを、ただ見過ごすわけにはいかない(怒)!何か対策を講じねば!しかし、現時点で私はあまりにも彼らについて無知。ではどうするか?

ということで、早速、インターネットでカミキリムシに関する書籍・図鑑を調べました。安い古本を探し、無ければ近場の図書館で借りることにしました。昆虫ということもあり対象は小学生ですが、大人が読んでも勉強になります。

大人からするとただの昆虫、農家からすると商品である樹木を食い荒らす害虫ですが、子どもには好奇心をくすぐる昆虫である。子ども時代に戻った気持ちで表紙を開いて読み進めてみることにしました。

カミキリムシの天敵は寄生蜂(バチ)や鳥(キツツキ)、そして人間!?

一見、害虫のカミキリムシも自然のバランスを保つ役割を担っている。

偕成社(昆虫図鑑)カミキリムシ

大きな写真と文字が読みやすい昆虫図鑑。シロスジカミキリがメインだがカミキリムシの生態について知ることができる。交尾から産卵、幼虫から蛹(サナギ)、成虫への過程が写真付きで紹介されている。

平易な文章で自然界でのカミキリムシの役割がいかに重要か、初めて知った。また、成虫になるまでの困難も少しだが記してある。人間と昆虫との共存共栄を考えさせられる一冊だと思います。

躍動感ある写真とイラストでカミキリムシの生態を深く掘り下げる。

リブリオ出版(生きもの発見シリーズ)カミキリムシ

上述の偕成社の図鑑と重なる内容もあるが、カミキリムシが羽ばたく瞬間の写真など秀逸。大アゴで削った幹は他の昆虫たちの貴重な食料となる樹液を生み出す。そんなカミキリムシが日本には約900種類、世界には約3万種もいるという。

幼虫が噛じり倒れた木は、自然の雑木林では木の混みすぎ、日光の適度な確保に役立っている。自然界のバランスを保つ昆虫でもあるのがカミキリムシなのです。

躍動感ある写真とイラストでカミキリムシの生態を深く掘り下げる。

福音館書店(月刊かがくのとも)かみきりむし

漢字を用いず、ひらがなとカタカナで物語形式にカミキリムシの一生を学べる。こちらも主役はシロスジカミキリ。体も大きく、林でよく見かけるから有名なんでしょうね。

著者の「いまもり みつひこ」さんが、お茶畑でたくさんのゴマダラカミキリを発見したそうな。幼虫も成虫もお茶畑を食べることが分かった。

ヨーロッパのカシミヤカミキリ(外国の昆虫)をファーブルが研究!

あすなろ書房(幼年版ファーブルこんちゅう記)かみきりむし

フランスのアンリ・ファーブルが書いたカミキリムシの本。文字が多いけれど、多分、私が大人だから面白く読めたと思います。子供向けですが大人でも十分面白い昆虫のお話です。

カミキリムシの幼虫が耳が聞こえるか音を出したり、匂いを嗅ぐ鼻があるかナフタリンを近づけたり、ファーブルならではの実験が楽しく読ませてくれます。

少し残酷だけど子ども視点で描かれた夢物語が不思議な世界へ誘う

佼成出版社(どうわランド)ぼくのかみきりむし

主人公の「ぼく」がカミキリムシになる夢物語。虫かごにカマキリを入れ、他の虫が食べられて地獄になる描写。カミキリムシに生まれ変わった「ぼく」。そして、餌を与えられずお腹が空いて・・・。

最後は食べ物が無く餓死してしまう・・・。そして、人間の「ぼく」に摘まれてポイっと捨てられた・・・。

カミキリムシの生態を勉強して、私にとては害虫のカミキリムシを駆除したり対策を施すために読んだ本です。その他の本は貸出中だったりで、今後、このホームページに読んだら追加していこうと思っています。

個人的に一番面白かったのは、昆虫博士ファーブルのお話です。ただ生態を観察するだけでなく、音が聞こえるか、匂いを嗅ぐのかなど、いろいろと試す過程が面白おかしく読めました。

また、巻末にはファーブルの紹介も記載されていて、いかに昆虫の虜(とりこ)になった人か、その人物にも興味が湧いてきました。64歳の時に、自分の子供たちよりも年下の24歳のエミールと結婚したとか、ファーブルその人が魅力的です。

暖炉の焚き木に使う木を、虫食いの痕があれば特別に高く買ったそうな。つまり、カミキリムシの幼虫がいるかもしれない、からと。ホント、凄い人です。

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